バタバタしていて更新を忘れていましたが、
今月初旬から【生活の木 ハンドメイドギルド認定 手作り石けん基礎科】を開講しています。

先日は3コマ目の【香り】と4コマ目の【ハーブ】がテーマ。
3コマ目の座学では、精油の基本中の基本
香りのノート・系統・強さを学びます。
手作り石けんの場合は、水酸化ナトリウムによるアルカリの影響や作成中・熟成中の揮発などの影響が出るため、初心者の方は思い通りの香りがなかなか作れないこともあるかと思います。
化学的視点から見ることも出来ますが、基礎科では基本的なブレンドを学び経験を重ねて頂くことが大切。
実習ではオリジナルの香りソープを作成して頂きますが、使用後のフィードバックをレシピプログラムに記載しておくと、次回の香り付けの参考になりますね。
また、精油の中ではある程度の濃度で添加すると、トレース(鹸化)を早めるものもあります。
ゆるゆるトレースでデザインを作る場合は、使用しない・控えめにするなど工夫も必要です。
4コマ目の座学では、ハーブの手作り石けんへの活用。
浸出油の作り方・基本的なハーブなどを学んで頂きます。
ハーブを石けんに使用する場合に注意したい1つは。
アルカリによる色の変化。
紫根石けんは、鮮やかな赤色の浸出油から紫色の石けんへの色の変化が人気ですが、
ローズのピンク色のパウダーを加えると・・・。
また植物色素はマイカなどよりも退色が早いので、熟成や保管も気を付けたい点。
実習では、実際にカモミールの浸出油を作成し、はちみつを加えた石けんを作成して頂きました。
基礎科で作成する石けんの中では、一番人気だと思います。
次回は、5コマ目のホットプロセスソープ・6コマ目の卒業制作。
卒業制作では、生徒様がご自身で考えたレシピで石けんを作成して頂きます。
生活の木 ハンドメイドギルド認定手作り石けん基礎科(集中)は、リクエストにて開講しています。
ご希望の方は日程を調整して開講していますので、ご希望がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。