西インドレモングラスと東インドレモングラス


4月から共同栽培で始めたハーブ畑。
一角はKAORI PROJECTとして厚木市産のレモングラス精油抽出商品化を目指してレモングラスの栽培を。
今年は自然栽培や土との相性・冬越しなどの課題があるため、目標の1/5以下の株数を定植し育てています。


神奈川県 ハーブ畑 厚木市 厚木市産ハーブ 東レモングラスと西レモングラス


出来る範囲で不耕起栽培炭素貯留を意識し、ビニール製ではなく緑肥雑草マルチで土の部分を覆っているので、畑を見ても雑草なのかレモングラスなのか!?見分けがつきにくいかもしれません・・・。
(少し前の写真で、雑草、緑肥の成長が追い付かず、まだ完全に土は覆い切れていない状態)



レモングラスの種類はハーブティーやトムヤムクンなどの料理に使われることの多い西インドレモングラス(Cymbopogon citratus)をメインで栽培していますが、西インドレモングラスよりもシトラールの含有量が多い東インドレモングラス(Cymbopogon flexuosus)も5株ほど栽培。


先日ストーリーに2つのレモングラスをポストしたところ、見た目の違いについてご質問を頂きましたが、精油を購入する際の見分けでは学名産地・成分表に記載されたシトラール含有量、ミルセン含有の有無などで西or東の違いを確認されていると思います。
植物として見た目の違いで一番わかりやすい部分は葉鞘基部の違いです。




神奈川県 ハーブ畑 厚木市 厚木市産ハーブ 東レモングラスと西レモングラス2
写真左 西インドレモングラス

葉鞘部分が肥大していきます。
葉は東よりは緑が薄く太さがあります。

神奈川県 ハーブ畑 厚木市 厚木市産ハーブ 東レモングラスと西レモングラス1
写真左 東インドレモングラス

葉鞘部分が肥大せず赤くなり、根元から広がっています。
葉はどちらかというと細く緑が濃いい。

育つ環境によっても葉の色や大きさは変化がでるため一概には言えませんが、鞘部分は顕著な違いとなります。

8月又は9月には水蒸気蒸留体験で実際に違いを見て頂く機会も設ける予定です。



ちなみに。東インドレモングラスは下記イベントで水蒸気蒸留デモンストレーションを行う予定ですので、ご興味乗る方はお越し頂ければと思います。
蒸留は10:00~を予定しています。
デモンストレーションの見学は無料ですので、お好きな時間に来て蒸留の様子と香りをお楽しみください。

イベント日時  6月20日(木)10:00-16:00 【i’be Garden】
場 所      海老名市民活動センター(ビナレッジ)
アクセス    https://www.ebina-shimin-act.com/access/

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