2026年 SAKURA KAORI PROJECT八重桜&桜の葉

SAKURA KAORI PROJECT

神奈川県産八重桜天然香料 桜精油 和精油 精油抽出2025 (1)

これまでの
— KAORI PROJECT — から、

SAKURA KAORI PROJECT
 ーJAPAN BOTANICAL —
  lー八重桜/YAEZAKURA
  lー桜の葉/ SAKURA LEAF


として、日本の春を代表する植物である「桜」が持つ新たな価値を見つめていきます。

花だけではなく、葉にも秘められた可能性。
桜という植物全体から、どのような香りや価値を見出すことができるのか。

自然と向き合いながら、研究にご協力いただく皆様、そして同じ想いを持ってくださる皆様とともに、一歩ずつ進んでいきたいと思っています。


花摘みと花の納品

2026年4月。
Instagramではリアルタイムでお伝えしていた、今年の八重桜 香りプロジェクト。

桜精油 桜アブソリュート 和精油 研究開発 天然香料 桜の香り 本物の桜の香り 桜餅 (3)

4年目となる2026年春。
昨年に続き、神奈川県伊勢原市で八重桜の木をご提供いただいている農家さんのもとへ伺い、協力してくださる皆さまとともに、3日間にわたり花摘みを行いました。

ホトトギスの声を聞きながら、さわやかな春風の中で一輪一輪花を摘んでいくと、ふと桜のやさしい香りが漂います。

一般的に桜の花は香りが強い植物ではないため、満開の木の下にいても香りを感じることは少ないですが、花を摘むことで植物の細胞が傷つき、そこから揮発性の香り成分が放たれることで、ほんのりと桜の香りを感じることができます。


植物に触れ、変化を感じ、その瞬間に生まれる香りを楽しむこと
それは、アロマテラピーや香りを楽しむという文化の原点にもつながっているのではないかと思います。


花摘みとともに、今年も原材料となる八重桜の納品をしていただきました。

毎年お世話になっている
神奈川県小田原市 あきさわ園 様

そして今年度は、

桐蔭横浜大学石河研究室 石河先生
株式会社ミスティックフラワー 田中様

のご協力のもと、

神奈川県山北町・川崎市・横浜市の八重桜も加わりました。


八重桜から天然香料を抽出の中で、大きな課題のひとつが「原材料となる花を集めること」です。

短い開花期間。
天候に左右される収穫時期。
そして、多くの花を必要とする香料抽出。

決して簡単ではない工程ですが、たくさんの方々のご協力があって、今年も香りの研究・抽出へ進むための大切な花を集めることができました。

桜を育てる人。
花を届けてくださる人。
研究する人。

多くの想いがつながり、ひとつの香りが生まれていきます。


花の下処理

桜精油 桜アブソリュート 和精油 研究開発 天然香料 桜の香り 本物の桜の香り 桜餅 (1)

摘み取った花、そして納品していただいた八重桜の花は、その日のうちに香料抽出へ向けた下処理を行います。

収穫された花は、時間の経過とともに少しずつ表情を変えていきます。

花の形状。
水分量。
そして、香りの変化。
状態を確認していくことも、桜の香りを抽出する上で大切な工程です。

そして。
八重桜から天然香料を抽出する研究において、もう一つの課題が「収率の低さ」。
限られた花から、少しでも多く香りを取り出すことができるように。

今年度は、昨年までの経験をもとに下処理工程にもさらにひと手間加え、検討を重ねました。
桜の天然香料抽出に関する文献や研究報告はまだ少なく、また桜が香りを届けてくれる期間は一年に一度、ほんの短い期間です。

だからこそ、前年度の反省を生かしながら、経験とデーターを見ながら工夫を重ねています。


2026年産アブソリュートが届きました

桜精油 桜アブソリュート 和精油 研究開発 天然香料 桜の香り 本物の桜の香り 桜餅 (4)

下処理を終えた八重桜の花は、有機溶剤抽出法による香料抽出を行っていただいている研究所へ送り、花から香りを取り出していただきます。

4月中旬に届けた八重桜の花は、約2か月の工程を経て、6月中旬に「八重桜アブソリュート」となって届きました。

蓋を開けた瞬間に広がる香り。
フェニルエチルアルコールやベンズアルデヒド様の、やさしいフローラル感やアーモンド様のニュアンスを感じる、どこか桜餅を思わせる香り。

香りの印象はとてもパワフルで力強く、実際に香りを試していただいた方々からの官能評価でも、嬉しい評価をいただきました。

また、今年度は下処理工程を見直したことが、良い結果につながったのか。
これまでで最も高い収率を得ることができました。

今後、GS分析を行い、成分データとしてどのような変化があったのかを確認し、さらに桜の香りについて探究をしていきます。


いくつかお問い合わせをいただいておりますが、八重桜アブソリュートは、数量限定で秋頃の販売を予定しています。

また、研究用途での活用や、講座などを通して八重桜の香りの魅力をお伝えしていければと思っています。
2026年に生まれた桜の香りを、たくさんの方に感じていただける機会を作っていきます。



NEW!! 桜の葉から香りの抽出へ

桜精油 桜アブソリュート 和精油 研究開発 天然香料 桜の香り 本物の桜の香り 桜餅 (1)

以前から取り組みたいと思い、少しずつ準備を進めていた「桜の葉からの香料抽出」。
2026年は、八重桜の花の香り抽出とともに、新たな挑戦として桜の葉の可能性を探る実験を行いました。


桐蔭横浜大学石河研究室 石河先生
株式会社ミスティックフラワー 田中様

のご協力のもと、少量の桜の葉をご提供いただき、

「桜の葉から香りを取り出すことはできるのか」
「抽出したアブソリュートはどのような可能性があるのか」

その第一歩となる実験を行いました。

届けて頂いた葉は、花と同じように下処理を行い、研究所へ発送。

そして――
八重桜の花のアブソリュートとともに、桜の葉アブソリュートも届きました。

香りは「THE 桜餅!!」

これからGS-MS分析を行い、どのような香気成分や機能性成分が含まれるのか、またどのような活用方法が考えられるのかを検討していきます。

桜の種類。
葉を採取する時期。
下処理の方法。

条件によって香りや成分にも変化があると考えられるため、今後も実験的な抽出を重ねながら、桜の葉の可能性を探っていきます。

そして、これはまだ「夢」の段階ですが――

もし桜の葉から香りや植物由来成分の新たな可能性を見出すことができたなら。
現在、全国各地でソメイヨシノの老木化による伐採や植え替えが進んでいます。
その時に生まれる葉を、ただ廃棄するのではなく、香りや植物資源として活用する道を作ることができたら。
桜がまた新しい形で未来につながっていくのではないかと思っています。

もちろん、そのためには、

原材料の集め方。
葉の下処理(八重桜の花よりも工程が多くなります)。
アブソリュート抽出の方法。
そして活用方法。

まだまだ多くの課題があります。

一つひとつ実験を重ね、皆様のご協力をいただきながら、少しずつ可能性を形にしていきたいと思います。

2026年、新たな桜の香りの可能性の扉が開きました。


Special Thanks

八重桜は2026年4年目を迎えることが出来ました。
ご協力誠にありがとうございます。

八重桜のご提供及び開発協力いただいている皆様
飯塚様
あきさわ園様
CederFarm 長島司様
桐蔭横浜大学石河研究室 石河先生
株式会社ミスティックフラワー 田中様

様々なお手伝い・ご協力を頂いている皆様
牧田農園様・ TEAM PRINCESS(だいちゃん様/はなちゃん様/みっちゃん様/M様)
twinkle dew様・lumiere様・la ange de conge様
HANAHIRAKU様 ・Nail Garden様・株式会社茅ヶ崎香料様
株式会社エクステリアパル様 ・
U様 ・ M.K様・ M.I様・ M.K様・ M.K様 他(順不同)

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